【パワーサプライ】ボードを組む前に知っておきたい特徴!

【パワーサプライ】ボードを組む前に知っておきたい特徴や選び方!

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エフェクターボードを製作する上で、特に問題となるのが電源。
ボードのスペース、ノイズ、音質など自分の目的にあったものを選択する必要があります。

 

パワーサプライとは?

複数のエフェクターに電源を供給する電源供給装置のことです。
パワーサプライと言っても、それぞれに様々な特徴があります。

  • 出力できる数
  • 電流用量
  • 対応電圧
  • 端子の極性
  • ノイズ対策
  • などなど。
    まずは自分が使用したいエフェクターの電圧や極性を調べるところから始めると絞って行きやすいでしょう。

     

    デジタルエフェクターとアナログエフェクターでノイズが発生する

     

    デジタルエフェクターとアナログエフェクターを混同して使用すると、デジタルノイズが発生します。
    これを回避するためには、デジタル同士のみ・アナログ同士のみで供給する、「独立型」のパワーサプライを使用するなどの方法があります。

     

    独立型は、中で電源が別れているのを想像してもらえばわかりやすいと思います。
    自分の使いたいエフェクターにデジタルとアナログが混在している場合は、独立型を選ぶか、別のパワーサプライで接続するようにしましょう。

     

    独立型で有名なパワーサプライは、VOO DOO LAB PEDAL POWER 2 PLUSです。

    VooDooLab PEDAL POWER 2 PLUS パワーサプライ

    デジタルとアナログの見分け方

    エフェクター,デジタル,アナログ

    デジタルとアナログの見分け方は、回路や仕様を調べる必要があります。
    外見のみで判断することはできないので、商品のカタログなどを見るのが早いです。
    「デジタル」「アナログ」といった単語を探すだけのなので難しい作業ではありません。

     

    ちなみに空間系やモジュレーション(ディレイ、コーラス、リバーブ、フランジャー)、マルチエフェクターなどはほとんどがデジタルです。

     

    知っておきたいおすすめ商品

    1STOP CBAT BATTE

    Visual Sound 1SPOT CBAT BATTE


    9V専用エフェクターを、アダプター使用可能に!
    電池交換のたびにボードから取り外す必要がなくなります。

     

    BatteryPark


    9V電池を電源として使用するパワーサプライ。
    1つの電池で複数に供給ではなく、1エフェクターにつき電池1個という方式になっています。
    「マンガン・アルカリの使い分け」「9V電池ならではの低ノイズ」と言ったメリットがあります。

     

    代表的なパワーサプライ

    CUSTOM AUDIO JAPAN / AC/DC STATION IV


    定番中の定番パワーサプライ。ノイズ対策に力が入れられています。

     

    Noah’sark AC/DC-1


    3ピンコンセント穴も搭載したパワーサプライ。9V端子が9つ、12V端子が3つあるので電圧が違うエフェクターにも対応。

     

    VOO DOO LAB PEDAL POWER 2 PLUS

    VooDooLab PEDAL POWER 2 PLUS パワーサプライ


    独立型パワーサプライ。それぞれ独立した8つの端子を使うことができるので、デジタルとアナログが混在しても安心!