【VOODOO LAB】PEDALPOWER2 PLUSのレビューや仕様

【VOODOO LAB】PEDALPOWER2 PLUSのレビューや仕様

VOODOO LAB,PEDALPOWER2 PLUS,パワーサプライ

ペダルパワー2プラスは、9V動作のエフェクターに最大8系統電源供給が可能な電源ユニットです。
各出力には8系統完全独立の電源フィルター、ショートプロテクション、安定化電源回路を備え、それぞれの出力ごとに安定したDC出力が得られるように設計されています。
世界中のミュージシャンのペダルボードに本機があると言っても過言ではないベストセラー・パワーサプライです。

特徴

背面DIPスイッチとオプションケーブルによって、様々な機器への給電が可能

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背面のDIPスイッチ切り替えにより、4系統が12.3Vまでの出力に対応可能です。
加えて、別の2系統がLine 6社のペダルエフェクト(DL4等)の様な高消費電流ユニットの電源用に対応。
そして、残りの2系統をSAG出力としてDC出力電圧を4V〜9Vに調整することを可能としています。
これは電池の電圧が低下した状態をシミュレートでき、トランジスターやOPアンプを使用したファズやディストーションの音色に変化をつけることができます。

ペダルトレインに収納可能

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ペダルトレインと組み合わせることによってボード裏にペダルパワーが収納できる設計がされており、パワーサプライの余分なスペースを取られることもありません。

主な仕様

入力

■IEC 電源コネクター:100VAC

 

出力

■5.5×2.1mm DC出力用バレルコネクター(メス、センター“―”)
■6×9VDC 100mA 安定化DC電源出力
■2×9VDC 250mA安定化DC電源出力
■4系統 Boss ACA対応(DINスイッチ切替え可)
■2系統 Line6 Modelersシリーズ対応(DINスイッチ切替え可)
■2系統4〜9V 出力電圧調整可能

 

付属ケーブル

■5.5×2.1mmバレルコネクター(オス)ケーブル× 6
■5.5×2.5mm Line6用“red” バレルコネクター(オス)ケーブル×2
■3.5mm ミニプラグビンテージ(MXR、Electro-Harmonixなど)×1
■9Vバッテリースナップ×1
■寸法、重量:152 x 86 x 45mm、0.9 kg
■100V仕様、3ピン電源ケーブル
■トロイダル電源トランス使用

 

出力について

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出力1〜4(ACA)

4系統9/12V出力 − スタンダード 9V & 12V Boss ACA
通常の9VとBoss ACAアダプターを使用するモデル12Vとの切替えが可能。
定格出力100 mA

 

出力5〜6(L6)

2系統9/12V高出力 − 高電流 9V & 12V Line 6 Modelers、Boss DD-20 Giga Delay 等の高電流 9VとDL4 Delay Modeler等の12Vとの切替えが可能。
定格出力250 mA

 

出力7〜8(SAG)

2系統9V出力、4V〜9Vの電圧調整が可能。電圧調整によって、トランジスター回路採用のFuzz、Octaviaやdistortionで音色の変化が得られます。
OPアンプを使用しているオーバードライブやディストーションでは大きな効果は得られません。
ディレイ、コーラス、リバーブの様なデジタルペダルを接続する際には、このコントロールは使用しないで下さい。
定格出力100 mA

 

※18/24V出力
オプションケーブルを使って、MXR Flanger(18V)やDeluxe Memory Man/Electro-Harmonix(24V)の電源供給が可能です。

 

レビュー

今まで5つほどパワーサプライを購入しましたが間違い無く最高の一品です。デジタルエフェクターとアナログエフェクターを混在させてもノイズがないのはこれだけでした。また電源ケーブルが汎用の太いケーブルであることも僕にとってはポイントが高いです。これなら切れたり抜けたりする心配がありません。不意の事故で音が出なくなったら最悪です。パワーサプライとシールドコードだけは最高のものを使うべきです。歪みエフェクターに金を掛ける前にまずすべきだと思います。

 

「重い、でかい、高い」との理由で購入をためらう人もいるかと思いますが、重さはCAJのAC/DCステーション(重たいアダプターを含めて)と比べてそれほどの違いはないですし、値段も一万五千円程度の違いでプロユースのものが使えるのなら安いものだと思います。大きさに関しては・・・いかんともしがたいですが、コンパクトに纏めることにこだわるよりやっぱり出音が大事でしょう。ともかくオススメです。

名だたるプロも愛用してますし、商品のクオリティーには申し分ないです。
サイズが大きいという人も多いと思いますが、FULLDRIVE2と同じくらいか、むしろ小さいくらいなので、自分的にはコンパクトで使いやすいです。
一つ注意点がありまして、この電源ケーブルは三極で、二極に変換するアダプターは付属していないので、持っていない人は合わせて購入しておくといいでしょう

平行輸入品なので昇圧がベスト!
元々は、同じVoodooLABのプロクタビアというオクタビア系のペダルが、他の市販のパワーサプライでは、他のペダルと一緒に使えないので、同じメーカーならその弱点をクリアしてるだろうと思ったからです。そこで一番お得なのがコレだったんですが、手元に届くまでアメリカ120V仕様とは気づきませんでした。調べた結果、昇圧トランスで日本の100Vを120Vにアップさせないと本来のポテンシャルは発揮出来ないらしいので、痛かったですがDIY系のスズキッドという昇圧専用トランスを購入。このペダルのプラグは3ピンなので、100Vで使うにも、壁のコンセントが2つ穴なら、それ用のアダプターが必要です。このトランスはそこをクリアしています。どうせならアダプターも購入して、ポテンシャルの違いを検証してみました。結果は、トランスをかませると音が元気になるみたいです!こだわらなければ普通に100Vで使えますし、元々の目的のプロクタビアもトランス無しで使えました。それはこのペダルが、繋いだ各ペダルへ壁のコンセントから直接電源を取っているのと同じ性能を発揮しているからでしょう。トランスが楽器店で扱っているものではないので、トランス由来のノイズを心配しましたが、その点は全く問題ありませんでした。ノイズの無い安定したパワーサプライをお探しの方は買いですよ!


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