【VOCU】Magic Switching & Loopsのレビューや仕様
様々な方法でエフェクトをコントロールできる
ループ&スイッチングシステム
2系統のシリアル(直列)エフェクトループを様々なスイッチング方法でコントロールすることのできるスイッチングデバイス。
それぞれのループを各フットスイッチによってオープン/クローズするノーマルモード、フットスイッチを1回踏むだけで2つのループの状態を反転させるトグルモード、外部フットスイッチの増設によるノーマルモード+トグルアクション、ラインセレクター機能、MSLのフットスイッチを他のデバイスの外部フットスイッチとして利用できるフットスイッチモード、ループモードとフットスイッチモードの同時使用など、お使いの環境で状況に合わせた機能を選択できるデバイスです。
MSL をあなたのエフェクトボードに導入することで、複数のエフェクトグループを一括してオンオフしたり、2系統のサウンドセッティングをワンアクションで入れ替えることが可能になります。
特徴
このような方に最適!
主な仕様
ノーマルモード(L1)
出荷時の初期設定です。2系統の直列エフェクト ループを個別にオンオフできます。LED の点灯しているときそのループはオン(オープン)、LED が消灯しているときそのループはオフ(クローズ)となります。各ループがそれぞれのフットスイッチでオンオフできます。
トグルモード(L2)
トグルモードの使用例です。バックパネルのモード セレクト(15)をToggle(T) へセットしてください。
このモードでは、2つのエフェクトを1回のフットスイッチ操作でオンオフを入れ替えることがきます。
両方のループがオフのとき(LED が両方とも消灯している)ループは両方ともクローズしています。
A フットスイッチを押せばA ループがオープンになりA のLED が点灯します。
もう一度、A フットスイッチを押せばAループがクローズします。
A のLED が点灯しているときに、B フットスイッチを押せば、B ループがオープンになると同時にA ループがクローズします(B のLED が点灯しA のLED が消灯します)。
このようにLED の点灯していないほうのフットスイッチを押すことで、ループの状態を入れ替えることのできるのがトグル モードです。
ノーマルモード+トグルアクション(L3)
ノーマルモードにトグルモードの機能を付加することができるセットアップです。Toggle FS ジャックに市販のラッチタイプフットスイッチを接続し、バックパネルのモード セレクト(15)はNormal(N) へセットしてください。
このセットアップでは、MSL のフットスイッチ機能はノーマルモード(使用例L1)と同じですが、増設フットスイッチを操作することにより、以下のようにMSL の状態をを完全に反転させることができます。
ラインセレクター 1入力:3出力(S1)
例えば、クリーン アンプとオーバードライブ アンプを使い分ける場合などに利用できるセットアップです。バックパネルのモードセレクト(15)を Toggle(T) へセットしてください。
LED の点灯していないフットスイッチを押すたびに、使用できるアンプ(アンプ1とアンプ2)が切り替わります。
また、Outputへ何も接続しない場合には、両方のLED が消灯しているときはミュート(どちらのアンプへも信号が送られない)になり、Outputへ3つめのアンプを接続すれば、両方のLEDが消灯しているときにはアンプ3へシグナルが送られます。
フットスイッチモード(F1)
アンプのチャンネル切り替えや、マルチエフェクターのサブコントロール フットスイッチを機能させることができます。バックパネルのループ アクション スイッチをFSに設定するとオーディオ ラインをキャンセルして、各ループのフットスイッチを外部フットスイッチとして機能させることが可能になります。
フットスイッチはラッチ タイプ(機械式)とアンラッチ タイプ(電子式)の両方に対応することができます(バックパネルのフットスイッチ アクション セレクターでLatch / UnLatch を指定)。特にアンラッチ フットスイッチ モードでは、アンラッチの機能を持ちながら機械式スイッチ特有のスイッチが切り替わる瞬間のカチッという踏み心地が得られます。
また、本機独自のトグルモードにも対応しているため、2つの外部機器のセッティングを同時に入れ替えることも可能です。
※この他にも使用方法はあります!
レビュー
とても使いやすいスイッチャーです!
説明にもありますが、ホントにたくさんの使い道があって、これひとつあれば様々なパターンの音づくりができると思います。
自分はAチャンネルにOCDオーバードライブ、BチャンネルにRATディストーションを繋いで使用しています。無難な使い方ですw
ですが、Aをオンにしているときに、オフになっているBを踏むと一瞬でAとBが反転するトグルモードで使用しているので、歪みの切り替えがラクになりました!
A/B boxで迷ってる方は是非!
裏面の切り替えでラインセレクターにもなり、フットスイッチにもなりすごく便利です。
バイパス時のエフェクターの音質劣化が気になって購入したので、トゥルーバイパスが絶対条件でしたが本当に満足です。
今後、接続が変わったとしても、いつまでも使える品だと思います。
他社のABループスイッチとは一味違う使い方が出来ますね!色々な使い道が出来ると思います!
私はループAに、OverdriveとBoosterを。
Bのリターンをディップスイッチの変更でラッチスイッチモードにし、アンプのFSジャックに接続。それをToggle FSジャックに繋いだ外部ラッチスイッチでコントロールするようにしています。
つまり、外付けのラッチスイッチを踏むと、アンプがクリーンチャンネルからドライブチャンネルに切り替わり、OverdriveとBoosterがONになる…これがワンアクションで出来るのはとても便利ですね〜。
もう1個あると、二つを直列に繋いで、クリーンチャンネル時は自動的にCompがONになる…なんて事も出来ちゃうんですが、これを二つ購入となると、安価なプログラマブルスイッチャーが買えちゃうんで止めておきます(;^ω^)
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