【PROVIDENCE】PEC-04の仕様やレビュー

【PROVIDENCE】PEC-04のレビューや仕様

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4つのエフェクトループの組み合わせを、4パターンプログラムすることが可能。
ダイレクトアクセスモード時には4つのエフェクターを個々にON/OFFできます。
4ループのうち、3つのループはシリーズ(直列)に接続され、1つはセパレートループ構造になっています。
各出力には独立したフィルター回路を内蔵しており、電源ラインからのノイズを防ぎます。

特徴

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Bu-IN(バッファーインプット)

バッファー回路を通すことにより、ギターやベースの微弱信号を強く劣化しにくい信号に変換します。(信号のレベルは変わりません)

IN(インプット)

FUZZ等、バッファーを通した後に接続するとエフェクトのかかり方が変わってしまうエフェクターに対応するためには、バッファー回路を通らないINへ接続してください。

シリーズ接続ループ

ループ1からループ3までは、信号の流れがシリーズ(直列)接続になっています。
各ループは、高品位なメカニカル・リレーにより信号をスイッチングします。ループOFF時にはSEND出力がミュートされ、ゲインの高いエフェクターを接続した際に起こりやすかったクロストークによる発振を防ぎます。

セパレート・ループ

ループ4は完全に独立したループになっています。
このループはSENDジャックがN.C.(ノーマリークローズ)タイプのコントロール端子、OUTジャックがN.C.(ノーマリークローズ)タイプのコントロール端子として、アンプのチャンネル切り替え等のコントロール端子として使用できます。
このセパレートループをMUTE用のループに設定したり、A/B OUT切替用に設定するなど多様な接続方法が実現できます。
また3つのシリーズ接続ループでは足りない場合に、セパレート・ループのINジャックとOUTジャックを接続し、4個目のエフェクトループとしても使用できます。

プログラムモード

プログラムモードでは4つのエフェクトループの組み合わせを4パターンまでプログラムし、簡単に呼び出すことができます。

ダイレクトアクセスモード

ダイレクトアクセスモードでは4つのエフェクトループを個々にON/OFFすることができます。

チューナーアウト

入力された信号がチューナーアウトから常時出力されるので、プレイしながらチューニングすることができます。

4系統のDC9V出力とオーバーロードLED

PEC-04は4系統のDC9V出力を備え、合計220mAまで供給することが可能です。
220mAを超えるとオーバーロードLEDが点灯しユーザーに注意を促します。
各出力には独立したフィルター回路が内臓されており、電源ラインからのノイズの混入を防ぎます。
さらに主電源回路にはショートプロテクション回路が用意されていますので、DC9V出力をショートさせてしまった時でも電源回路を故障から守ります。

主な仕様

  • 消費電力:DC9V/5W
  • サイズ:290(W)x70(D)x32(H)(前面側)/40(H)(背面側)mm(突起部は含まず)
  • 重量:約780g
  • ※付属品: 専用ACアダプター(PAP-612ACJ)、フット(4個)

    レビュー

    コンパクトエフェクターを何個も並べてる人は是非お勧めします。
    スイッチ切替え時の音の途切れなどは有りません。
    パワーサプライの役割も果たしてくれます。
    もうちょっと安くてもいいかと思いますが質はかなりいいです。

    このコンパクトなサイズでこの機能はなかなかです。
    購入以前は曲の途中で3コ同時にエフェクターを踏まないといけなかったケースや、踏み間違えてエフェクターのツマミが回ってしまったりと、ストレスでしたが、いっきに解消されました。
    切り替え時のノイズもほとんど気になりません。
    操作も簡単で、初心者やギタボの人にもオススメです。
    プログラムは4パターンまで作れますが、エフェクトをなにも通さない状態も1セット使わないといけません。
    あと強いて言うならミュートスイッチがあると便利でした。

    パワーサプライを備えたプログラマブル・スイッチャーとして十分な質と性能を備えていると感じました。
    使用上のノイズもあまり気にならず、耐久性もそこそこです。
    数多くエフェクターを使うわけでなければ、十分な性能です。
    バッファインプットを通した音について気にされる方は多いと思いますが、若干中音域が損なわれる程度で、個人的にはあまり気になりません。
    (ただし、歪み物の音の変化がどうしても出てくるため、私の場合はバッファインプットではなくノーマルインプットを使用しています。音痩せはほとんど気になりません。)
    セパレートループもいろんな使い方ができて便利です。
    私はアンプのチャンネル切り替えに使用していますが、ディレイのタップテンポ用にしたり、歪みエフェクターのモード切替をしたりと、可能性はいくらでも。

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